食料安全保障推進財団

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コラム記事

人間は自然を操作し、変えようとしてきた。その「しっぺ返し」がきているときに、さらに「不自然」な技術の追求が解決策になるだろうか。水と土と空気、環境が健全であれば、植物や動物の能力が最大限に発揮され、すべてが健康に持続できる。
 IT大手企業らが構想しているような無人の巨大なデジタル農業がポツリと残ったとしても、多くの農漁村地域が原野に戻り、地域社会と文化が消え、食の安全性のリスクが高まり、食料自給率がさらに低下し、不測の事態においては都市部で餓死者が出て、疫病が蔓延するような歪な国になることは必定である。