食料安全保障推進財団

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著書紹介

「質」も「量」も崖っぷちの現実から大切な命を守るために

鈴木宣弘(監修)

 

本書のストーリーは、稲垣家の家族たちと鈴木教授との関係の中で進行します。

主な登場人物は、母親=美穂(主婦)、父親=大輔(スーパーマーケット勤務)、

長男=修斗(農学部に通う学生、鈴木教授のファン)、長女=穂波(小学5年生)、

美穂の伯父=松任谷角栄(近郊で専業農家をしている)、鈴木宣弘教授。

日本に現実に迫っている食の「量」と「質」の危機に関して無知・無自覚だった美穂が、修斗の影響で次第に現実に気づき、

学び始めることで、悩みつつ解決策を求めていく。

その過程で鈴木教授とも知遇を得、やがて家族全員に大きな変化が起きるようになります。

マンガのストーリーは9話で展開し、それぞれのテーマに合わせた内容を、

鈴木教授とマンガのキャラクターのやりとりで補足する構成。

現在の行政の中で苦しんでいる酪農家の方への取材なども行い、

日本が直面している課題をリアルに伝える形になっています。

深刻な現実を変えることができるのは、読者であるあなただけです。